続・実験的ブログ導入

ブログ(冷し中華風に)始めました

キャベツくん

前のネタで検索したトラウマ児童文学の紹介ページの中で、
http://media.excite.co.jp/book/news/topics/124/p02.html
面白そうな絵本があって、そのタイトルが「キャベツくんとブタヤマさん」。
セリフ内容を引用すると、

ブタヤマさんは
「もうだめだ。
ぼくは キャベツくんを 
いつも たべたい たべたい と おもっていたんだ。
ゆるしてね ゆるしてね」
と なみだを ポロポロ ながして いいました。
キャベツくんが
「きにしない きにしない」
と いいました。

このかなり強烈なセリフ回し。
キャベツとブタを擬人化しといてブタがキャベツを狙っているなど、
なかなか思い付ける話ではない。
大人になってしまうとかなりの違和感を感じるが、
純粋な小さい子どもにはこういったストレートな内容はウケがいいもんだと思う。


シリーズ化されている絵本なので、
最初と思われる「キャベツくん」を買ってみた。
イメージ 1

■1ページ目
キャベツくんが あるいてくると ブタヤマさんに あいました。
「こんにちは」と、キャベツくんが あいさつをしました。
ブタヤマさんは「フー」と いいました。
かぜも「フー」と ふいています。

■2ページ目
ブタヤマさんが
「あのね、おなかがすいて フラフラなんだ。
キャベツ、おまえをたべる!」
そういって、キャベツくんをつかまえました。
イメージ 2

2ページ目にしていきなりこの展開!
すばらしいの一言です。
帯にかいてある「全国学図書館協議会・選定 よい絵本」というのがなんか笑えます。

そう、とてもよい絵本だと思います。