文庫版で出てから買い続けていた「ライジングインパクト」がようやく最終巻となった。
月一くらいで漫画喫茶行ってたら読みたい漫画も少なくなって、
なんか面白そうだった漫画なかったかなぁと思ったときに思い出してはいたものの、
いつも行ってるところに置いてなくて残念だったところに、
丁度文庫版が出ていてラッキーと思い買い始めた。
連載中読んでいたわけではないけれど、
ぱらっとめくっていて面白そうだなと思っていた。
でも覚えていたのは、ゴルフ漫画だということ、タイトル、絵が面白そうということだけ。
実際読み始めたらかなり面白かった。
まず、絵が上手い。
スクリーントーンをあんまり使ってなくて、
影とか木とかを線で緻密に描いててなんかあったかい感じがする。
(何故か大好きだった「モンモンモン」を思い出した。比べちゃまずいか…?)
あとは少年漫画おなじみの主人公とライバルの関係。
スラダンの桜木と流川、ヒカルの碁のヒカルと搭矢のように、
主人公のガウェインとライバルのランスロットがお互いいい味出してます。
ゴルフのほうはというと、ギフトと呼ばれる特殊能力をもっているとはいえ、
だんだんインフレぎみになっていき、
小学生でタイガーウッズばりのショットをかましてしまうものの、
長さ的には丁度いいところで終わったのではないかと思う。
最後までぐいぐい引き込まれる面白さがあった。
特にランスロットがもつギフトの「シャイニングロード」は
カップに向かって伸びる一本の光る道が見えて
パットを確実に決めるというもので、かなりかっこいい。
そんな能力ぜひ欲しいです。