続・実験的ブログ導入

ブログ(冷し中華風に)始めました

電王戦第二局を観て

土曜日は電王戦第二局を昼から夜までずっと見ていた。
http://ex.nicovideo.jp/denousen2013/result.html

木曜から体調を崩してしまい、
もともと家でおとなしくしていようと思っていたのけど、
そうでなくともずっと家にいただろう。

結果、公式の場でプロがコンピュータに初黒星を喫してしまった訳だが、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130330-00000080-jij-soci

いずれ来るとはわかっていたものの、
いざプロがコンピュータに負けてしまう時が来てしまうとは。

投了の瞬間、自分を含め見ていた全員が只々無念としかなかったと思う。

もちろん一番無念だったのは佐藤慎一四段本人だけれども、
更新されたブログに、観戦中はわからなかった
対コンピュータの戦略と無念さがよく書かれていた。
http://satosin667.blog77.fc2.com/blog-entry-454.html

対策の結果、勝つパターンとして導き出した戦略は
手数が200手前後の超手数になるような、優勢になったら
相手の手、攻め手を一つ一つ消していくような指し方
ということだった。

なるほど。
自分は毎週NHK杯を観てるだけで自分では打たず、
プロの指し手を観て感心したいタイプの将棋好きなのだが、
それでも対局中、なんでこっちの手?と思うところが何回かあった。
対人戦とは多少指し手が異なるというのはわかっていたが、
そういう理由もあったのか。

しかしながら、実戦はその戦略を活かしきれずに負けてしまった。

ブログ記事の最後にある
「違うんだ!ここからだったんだ!」
という言葉に
その無念さがとてもよく表現されているなと思った。

残りの対局者、特にA級の三浦八段には是非勝ってもらいたい。